レコードの買い付けは主にアメリカ合衆国に行っているのだが、 と言っても他の国は行きたくないというか、要領がわからんし、 たとえばイギリスなどは食いもんまずい、タバコ高い、みんな背たかい、 英語がはっきりしすぎなどの行きたくない度数がたくさんあるので、 行かないようにしている。 他の国オランダなどは、別の意味で戻って来れなくなるので×。 フランスなどはパネルクイズで優勝したら行く。 インドは必ず下痢をするので×(だいたいレコード売ってんのかいな?) インドはカレー粉の修行で行きたいのだが。 アメリカは車は運転しやすい、脳天気バカが多い、やること適当、 頭の回転遅すぎ、1ドル札持ちすぎ、 そしてなんといっても国がでか過ぎ。 とまあ楽しいな度数がたくさんあり、レコードも本国産ということもあるので、 アメリカばかり行っている。 というわけで、 主にアメリカに買い付けに行って商品を仕入れてくるのだが、 買い付け時にはほとんど盤質とかジャケットの状態しか見ていないので、 日本に返ってきて、荷物が到着し、中身を確認していくと、 レコードのジャケット中にレコード以外のいろんなものが、 入っているのをよく見つける。 まあ毛髪と言うか、毛ぇー類?が一番多いので省略するが、 他の物をいくつか紹介します。 ラブレター これはよく入っている。 love,foreverなどと書いているが、 そのままもらった相手が聴きもせず売られたような きれいなものがほとんど。 しかもジャケットに贈った男の名前が汚い字で書いてある。 お金 1ドル札が1枚入ってるというのがたまにある。これは意味不明 以前25ドルぐらい入っててびっくりしたこともある。 レシート 当時のレシートがそのまま入っていることもよくある。 シールドで売ってたので、家に持って帰ってから、 ジャケットの中に、入れたのだろうか? たまにレコードのレシートと同日のスーパーのレシートなどが入っている。 お菓子 と言ってもそのまま入っているんではなくて、 食べかすがちょこっと奥のほうに入ってたりする。 食いもってレコード出し入れしていたのであろう。 たまにインナースリーブにお菓子の油のシミが付いている。 押し花 これもさまざまな、花が入っている。 押し花を作るにはちょうどいいのだろうか? なんと大麻の押し花(何でわかるねん!) が入ってたものもある。 税関で見つかったらえらいこっちゃ。 押し虫&押しうんこ ハエ、ゴキブリ、アブラムシなど小さな虫が押しつぶれて入っている。 ジャケットの侵入した瞬間にぎゅうぎゅうのレコード棚に入れられたのだろうか? たまにその虫のケツからうんこがもれて、乾いているものもある。 それがレコードの溝に付くとやっかいだ。 大きな蜂が入っていたものもあった。 雑誌の切れ端 本国の新聞の切れ端、広告の切れ端、 挙句の果てにはエロ本の切れ端(これが非常に多い) が入っている。 以上を踏まえるとこういうことか。 SEX&DRUG&FUNK’N’SOUL=虫 なんじゃそりゃ。